Webサイトの
安定運用を保証!

liteCDNは国内主要ネットワーク上に配置された複数のサーバーに配信元のウェブサーバーから取得したデータのキャッシュを作成し、突発的なアクセス増加時には複数のサーバーでアクセスを負荷分散することにより、サーバーダウンや表示速度の低下を回避し、安定したコンテンツの配信を保証します。

コンテンツ運営をしていると、必ずといってもいいほど耳にするのが「SSL」という言葉。

「SSL」がどのようなものなのか。その仕組みを知らないものの「安全にインターネットをするために必要なもの」と認識している人は多いのではないでしょうか。

このページではSSLとはどういうものなのか、SSLを導入する意味やSSLの種類などについてお伝えしています。

SSLとは?

HTTP1.1とHTTP2の通信の違い(SSL)

SSLとは「Secure Sockets Layer」の略で、「エスエスエル」と呼ばれます。

SSLはインターネットで安全に情報をやり取りするための暗号プロトコル(決めごと)で、保護された通信が行われることを意味します。

【SSLで行われていること】

SSL通信のイメージ図

SSLでの通信はこのような手順で行われ、最終的にはブラウザ、ウェブサーバーともに共通鍵を入手することになります。

ブラウザとサーバー間で通信されるデータは、共通鍵を使って暗号化・復号化されるため、たとえ盗聴されたとしても共通鍵を持っていないユーザーにはデータを解読されることはありません

また検索エンジンの国内シェアNo1のGoogleは、ユーザーの利便性を高めるために次のようなガイドラインを出しています。

出典:

サイトのコンテンツを問わず、ユーザーによるウェブサイトへの接続を保護するために、HTTPS を導入することをおすすめします。

Search Consoleヘルプ「HTTPS でサイトを保護する」

このことからもSSLは今後ますます普及し、導入されているのが当たり前という日も近いと予想されます。

メリット

コンテンツ運営者にとって、コンテンツを常時SSL化することで得られるメリットは何でしょうか?

メリット1:ユーザーが安心して利用できるコンテンツの提供

SSL通信を利用したコンテンツの提供

SSL化されていれば通信は全て暗号化されるので、悪意のあるユーザーは盗聴やなりすましで個人情報を入手しても内容を知ることはできませんし、入手したデータの改ざん(※)もできません

また通信を行った相手が事実を否認(※)したとしても、共通鍵を持っていることで関与したことを証明することも可能です。

※ECサイトの注文に対して「注文していない」(否認)などの行為。

つまりSSL通信を行うことは、ユーザーに安心して利用できるコンテンツを提供できるだけでなく、コンテンツ運営者にとっても大きなメリットとなるのです。

補足:ユーザーはサイトの安全性を意識している?

SSL通信

実はサイトが常時SSL化していないと、ユーザーの損失につながる可能性があると考えられています。

というのも、フィッシング対策協議会の「SSLサーバー証明書の表示の違いに対する意識に関する質問」で、アドレスバーの「https://」や「錠前マーク」を、ユーザーがどれくらい意識しているのかが調査されたのですが…。

SSLサーバー証明書の表示の違いに対する意識に関する質問 結果グラフ

フィッシング対策協議会「SSLサーバー証明書の表示の違いに対する意識に関する質問」

コンテンツをSSL化していなければ44.2%のユーザーがあなたのコンテンツの利用を控えてしまう可能性があるからです。

上記の調査は2019年7月に行われた内容なので、それ以降も個人情報流出事件が多発していることを考えると、「https://」や「錠前マーク」を意識するユーザーはさらに増えているかもしれません。

メリット2:SEO効果によって検索エンジンの検索順位が上がる

SEOの効果が上がる

Googleは2014年に、以下のように公式発表しています。

出典:

ますます多くのウェブマスターが HTTPS(HTTP over TLS / Transport Layer Security)を彼らのサイトに導入するようになってきています。これはとても心強いことです。

こうした理由から、Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

ウェブマスター向け公式ブログ「HTTPS をランキング シグナルに使用します」

つまり常時SSL化しておけば、検索順位によい影響を与えてくれるということです。

逆にGoogleがしびれを切らして、「常時SSL化していないサイトはペナルティだ!」と検索順位を下げてしまうリスクも考えなければなりません。

なぜなら2019年11月に、Chromeセキュリティチームが次のような発表をしているからです。

出典:

デフォルトで Mixed Contents(混在コンテンツ = https:// ページに安全でない http:// サブリソースがあるコンテンツ)がブロックされるようになります。

Chromium Blog「No More Mixed Messages About HTTPS」

この記事をかみ砕いて説明すると、『「http」または「https」でも一部「http」が混在しているコンテンツ(Mixed Contents:混在コンテンツ)は改ざんされているリスクを排除するために、ブロックするよ』ということ。

ウェブブラウザの国内シェアは、ChromeがPCユーザーの約41%、モバイルユーザーの約63%を獲得しています。

そんなChromeにブロックされてしまうと、その機会損失はいかほどになるでしょうか。

考えるのも恐ろしいですよね…!

デメリット

コンテンツの常時SSL化することはメリットばかりのように思われますが、デメリットがないということはありません。

サイトを常時SSLで考えられるデメリットは、以下のとおりです。

デメリット1:URLが変更になる

SSL化するとURLが変わる

URLが「http://」から「https://」に変更されることで、リダイレクトするように対応する必要があります。

さらに企業のコーポレートサイトの場合は、ウェブサイトの修正だけでなく、名刺や宛名シールの変更も必要になるかもしれません。

これらの対応にかかる工数や費用は常時SSL化するデメリットだと言えるでしょう。

デメリット2:表示速度が遅くなる可能性も…

常時SSL化のデメリット:表示速度が遅くなる

「HTTP/2」の接続は、SSLサーバー証明書の認証手続き(通信)が加わるため、「HTTP/1.1」よりも表示速度が遅くなることがあります。

ただし「あきらかに遅くなる」わけではなく、コンマ秒程度遅くなる可能性があるという話なのでそれほど気にすることはありません。

またSSL認証によってかかる負荷は、従来の「HTTP1.1」の接続よりも、5~10倍かかると言われています。

確認方法

自分のサイト、または閲覧しているサイトがSSL化されているサイトであるかは、URLのアドレスバーで簡単に確認できます。

httpとhttpsの違い、確認方法

またSSLサーバー証明書の発行元と有効期限については、アドレスバーに表示されている南京錠マークをクリックすると表示される[証明書]の実行で確認できます。

証明書の確認

サイトを常時SSL化する方法

サイトを常時SSL化するには、大きく分けると無料SSLサーバー証明書を利用する方法と有料SSLサーバー証明書を利用する方法があります。

無料SSLと有料SSLのメリットとデメリット

有料SSLサーバー証明書と無料SSLサーバー証明書のメリット・デメリット

無料SSLサーバー証明書と有料SSLサーバー証明書のメリット(青)とデメリット(赤)を、以下の比較表にしました。

無料SSLサーバー証明書 有料SSLサーバー証明書
信頼度 低い 高い
コスト 安い 高い
発行日数 即日 数日かかる
導入難易度 低い 高い
サポート なし あり

無料SSLサーバー証明書と有料SSLサーバー証明書ともに、暗号化の強度には変わりがありません

それなのに、無料SSLサーバー証明書の信頼度が「低い」と言われるのは、「ドメイン認証」なのでサイト運営者の身元確認などが一切行われないからです。

また有料SSLサーバー証明書を利用した場合、認証局の過失で損害が発生したとき、その損害の補償を行ってくれる付加サービスが付くこともあります。

それ以外にも設定など困ったときはサポートを頼ることができるなど、手厚いサービスを受けることができるのは有料SSLサーバー証明書の大きなメリットだと言えるでしょう。

ただ一部の有料SSLサーバー証明書は更新の手続きが必要で、これはデメリットとして挙げられます。

ドメイン認証については、下記「SSLサーバー証明書のレベル」をお読みください。

SSLサーバー証明書の取得方法

ここではSSLサーバー証明書を取得する方法を紹介します。

無料SSLサーバー証明書の取得

Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)

無料のSSLサーバー証明書といえば「Let’s Encrypt(レッツ・エンクリプト)」。

アメリカ・カリフォルニア州にあるISRG(Internet Security Research Group)とう非営利団体が、安全なウェブサイトを実現するべく、賛同企業の支援を受けて無料のSSLサーバー証明書「Let’s Encrypt」(ドメイン認証)の発行を行っています。

「Let’s Encrypt」は多くのレンタルサーバーが導入していて、専用のコントロールパネルから簡単に導入できます。

グランパワーの無料SSL設定方法

参考図:グランパワーのコントロールパネル

POINT!

弊社が提供している格安レンタルサーバー「グランパワー」も、無料SSLの導入が可能です!

無料のSSLサーバー証明書、Let’s Encryptを簡単に設定できます。

また自社サーバーやコントロールパネルがないの場合も、「Certbot」というソフトウエアをインストールすることで、「Let’s Encrypt」の導入は比較的容易に行えます。

有料SSLサーバー証明書の取得

有料SSLサーバー証明書の取得は、次のような手順でSSLサーバー証明書の取得を行います。

「秘密鍵の作成」や「CRSの作成」と聞くと難しく感じてしまうかもしれませんが、ほとんどのレンタルサーバーでコントロールパネルから手続きを行うことができます。

グランパワーの証明書インストール方法

参考図:グランパワーのコントロールパネル

なお、有料SSLサーバー証明書が発行できるいくつかの認証局と価格(1年契約の場合)を紹介します。

ドメイン認証 企業認証 EV認証
digicert 81,000円 162,000円
comodo 9,600円~ 25,800円~ 71,500円~
GMOグローバルサイン 34,800円~ 59,800円~ 128,000円~
セコム 55,000円 130,000円

また弊社でも、低価格、サブドメインも無制限にご利用いただけるSSLサーバー証明書を取り扱いしています。

よろしければ、グランパワーのSSL証明書のほうもご覧ください。

POINT!

弊社が提供している格安レンタルサーバー「グランパワー」での導入方法は以下で紹介しています。

専用SSLの設定 (cPanelプラン)

CDNを利用する

CDNを利用してSSL化する

実はコンテンツ(オリジンサーバー)を常時SSL化していなくても、CDNを利用すればユーザーにはSSL化された安全なコンテンツとして表示されます。

CDNの利用料金以外に何もランニングコストが発生しないこと、サーバーの負荷分散ができてサイトの表示も高速化されること、DDoS攻撃対策にもなることなど、SSL化以外のメリットを受けることができるのも魅力です。

POINT

もちろんliteCDNを利用しての常時SSL化ができるので、「何もせずコンテンツを常時SSL化したい」とお考えであれば、ぜひliteCDNを方法のひとつとしてご検討ください。

30日間の無料トライアル期間もご用意していますので、お気軽にお試しください!

SSLサーバー証明書のレベル

SSLサーバー証明書の種類

SSLサーバー証明書には、3種類のレベルが存在します。

ドメイン認証SSL(DV SSL)

3つのSSLサーバー証明書の中で、ドメイン認証(Domain Validation)が行われます。

ドメインの使用権の確認のみなので、メールで手続きが完了するので発行が早く、無料SSLサーバー証明書としても利用されています。

企業認証SSL(OV SSL)

3つのSSLサーバー証明書の中堅となる証明書で、企業認証(Organization Validation)が行われます。

各種書類と電話認証で、法的に実在している企業や団体であることが証明されています。

EV SSL

3つのSSLサーバー証明書の最高レベルの証明書で、EV認証(Extended Validation)が行われます。

企業認証に加え、第三者機関により法的・物理的に実在しているかを確認、また申請者の在籍確認が電話認証で行われます。

審査が厳密であるがゆえの発行の遅さと価格の高さがネックですが、アドレスバーの表示が変わるので安全性がユーザーに伝わりやすいです。

SSLサーバー証明書の有効期限が短くなるってホント?

SSLサーバー証明書の有効期限で悩むサラリーマン

2019年8月に、CAブラウザーフォーラムでGoogleが「SSLサーバー証明書の有効期間を1年に短縮する」と発議しました。

これは認証局側(CA)側に否決されたのですが、ブラウザ側の決定により実質1年のSSLサーバー証明書しか使えなくなってしまいます

これはコンテンツ運営者側から見ると、手間もコストもかかる話になってくるため、人ごとではありませんよね?

今までの経緯

・2015年4月に有効期間5年のSSL証明書が発行できなくなり、発行・再発行から「39カ月」を超えないものに変更された

・2018年3月に有効期間3年のSSL証明書が発行できなくなり、発行・再発行から「27カ月(825日)」を超えないものに変更された

・2019年8月にGoogleが「SSL証明書の有効期間を1年に短縮する」と発議

・2020年3月にAppleが「2020 年 9 月 1 日 00:00 (GMT/UTCTLS) 以降に発行されたサーバー証明書は、有効期間が 398 日間を超えないものとします。」と発表

このように、SSLサーバー証明書の有効期限はだんだん短くなり、今後も短くなる可能性も否定できません

ブラウザ側の対応

2019年8月にGoogleが発議したことにより、各ブラウザベンダーは次のように対応しました。

chrome Google Chrome 2020年9月1日以降
証明書の有効期限を最長398日に制限
Microsoft Edge Microsoft Edge 2020年9月1日以降
証明書の有効期限を最長398日に制限
Apple Safari Apple Safari 2020年9月1日以降
証明書の有効期限を最長398日に制限
Mozilla FireFox Mozilla FireFox 2020年8月31日以降
証明書の有効期限を最長398日に制限

これにより国内大手認証局では、有効期限「2年」の取り扱いを終了する動向をみせています。

有効期限が短くなるのはメリット?デメリット?

ウェブサイトのSSL化

SSLサーバー証明書が短くなるのは、ユーザー視点では何も変わらない、むしろセキュリティが高まるのでメリットしかないと思います。

いっぽうコンテンツ運営者は、手間やコストが増えるのでデメリットとして感じるでしょう。

SSLサーバー証明書の有効期限が短くなるということは、ドメイン認証、企業認証、EV認証が行われるということなので、倒産や消滅した企業や団体のSSLサーバー証明書が悪用されるリスクを減らすことができます。

それに加え、万が一秘密鍵などが漏洩してしまった場合も、有効期限が短ければ悪用された場合の被害を抑えることができるでしょう。

参考

フィッシング協会「サーバー証明書の有効期限の短縮について

SSLのエラーをGoogleデベロッパーツールでチェックしよう

Googleデベロッパーツール

コンテンツを常時SSL化して、URLアドレスで南京錠マークが表示されていても、Googleのデベロッパーツール(Securityパネル)で安全性に警告がでていることがあります。

This page is not secure.

証明書に問題がある場合に表示されるエラーです。有効期限切れになっていないかなどの確認を行いましょう。

Mixed Content

コンテンツ内のリンク(画像/JavaScript/CSS)に「http://」のものがあり、「混在するコンテンツ」として警告されています。

そのSSL化、安全ですか?安全性評価でサイトの評価をしよう

SSL Server Test

「常時SSL化したものの、本当に安全なのか不安…。」

そんな場合は、「SSL Server Test」を利用すれば、誰でも簡単にサイトの安全性をチェックできます!

使い方は簡単、「SSL Server Test」で表示される【Domain name】にチェックしたいサイトURLを記入して【Submit】ボタンをクリックするだけで、以下のようにコンテンツの安全性評価が表示されます。

SSL Server Testの評価基準

評価A(どれでも)なら対応は必要ないと考えてかまいませんが、B以下の場合は脆弱性が検出されたことになるので、対応が必要になります。

SSL設定代行サービスとは?

Googleデベロッパーツールでエラーがある場合や「SSL Server Test」でB以下の評価の場合は、何かしら対応が必要にあります。

ご自身、または社内に対応を行える人員がいる場合は大丈夫ですが、そうでない場合はSSL設定代行サービスを利用するのもひとつの方法です。

SSLの設定代行業者一覧
価格
SSLコンシェル 10,000円~
エアロソニック 7,500円~
SSLストア 10,800円~
ジャパンネットワークコミュニケーションズ 10,800円~
さくらのSSL(さくらのみ) 22,000円~

この中で、エアロソニックのSSL代行は、「SSL Server Test にて、A ランク調整」まで保証されています。

コラム:どうして常時SSL化していないのか

どうして常時SSL化していないのか

株式会社フィードテイラーが行った「常時SSL化 調査レポート 上場企業サイト対応状況(2020年9月版)」で、上場企業の常時SSL化普及率は80.7%という調査結果が出ています。

また、コンテンツ運営者が次のような質問を「Yahoo!知恵袋」で投稿していることから、常時SSLの導入を阻んでいるのはコストだけでなく、導入の方法がわからないという原因も挙げられるのかもしれません。

「Yahoo!知恵袋」一部抜粋

・コストが高い

・どの種類を導入したらいいのかわからない

・導入方法や設定がわからない

https://chiebukuro.yahoo.co.jp/search/?p=SSL&flg=3&class=1&ei=UTF-8&fr=common-navi

実際、SSLの設定をしようとしたところ、「コンテンツの表示が遅くなった」、「コンテンツがエラーになって表示されない」という悲痛な問い合わせが弊社にもあります。

弊社の見解ですが、コンテンツの常時SSL化に不安を感じるなら、専門のSSL設定代行業者を利用するのが時間・手間・コスト(トラブルとなった場合)を考えるとベストかもしれません。

POINT!

SSLの設定代行業者一覧」はこちら

まとめ

サイトの常時SSL化について、まとめ

サイバー犯罪は巧妙化して、今後も増えていくでしょう。

そんな中でコンテンツの信頼性を維持してユーザーを獲得することは、自分の利益につながります。

まだコンテンツを常時SSL化していないなら、早めに行いましょう!

個人的な見解を述べさせてもらうと、CDNと携帯電話の料金プランは非常に似ていると思います。

というのも、CDNも携帯電話もデータ転送量を基準とした従量制の料金プランと定額制の料金プランが存在しているからです。

その携帯電話は、いまや従量制ではなく定額制の料金プランが当たり前。

なのに、CDNのサービスは今も従量制課金の料金プランのほうが幅をきかせているのはどうしてなのか

弊社は、「CDNサービスの従量制課金の壁をぶち壊したい!」と“ほぼ定額”の料金プランのCDNサービスの提供を決定しました。

その理由を、今回はお話させてください。

どうしてCDNサービスは従量制課金を採用しているのか?

CDNの料金体系 定額制vs従量制

CDNサービスが従量制を行う理由のひとつは、「安定したサービスの提供」をしつつ、「きちんと利益を出す」ためです。

以前、完全定額制のCDNサービスを展開した「SiteLock CDN」は、1年も経たずにサービスを終了してしまいました。

定額制のCDN業者が利益を上げるためには、利用者の転送量が業者の想定していた転送量を下回らなければなりません。

逆に想定した転送量を超えてしまうと、それは業者側の赤字になるということ…。

まさに「SiteLock CDN」が終了した理由は、「5,000円という格安の価格設定で定額制にしたものの転送量が予想より大幅に超過した」ことだと思います。

CDNのユーザーは定額制と従量制、どっちを選ぶべき?

定額制と従量制 メリット・デメリット

CDN業者としては、従量制のほうがリスクは少ないですよね?

では、CDNを使う側(ユーザー)としては、定額制のほうがお得なのでしょうか?

定額制のメリットとデメリット

・メリットは、アクセス数やダウンロード数を気にせずサイトを運営することができる。

・デメリットは、アクセス数に波がある場合は、コスト高になることがある。

従量制のメリットとデメリット

・メリットは、“使った分だけ”なので、不要なコストを抑えることができる。

・デメリットは、アクセス数やダウンロード数が予想を超えた場合、請求額が高額になる。

正直なところ、「絶対にこっちがよい!」と言い切ることができず、自サイトのアクセス数、ダウンロード数を考慮して決定するべきだと思います。

契約期間に縛りがなければ、運営状況を見て切り替えるのが賢い運営方法かもしれません。

定額制CDNサービス一覧

CDNの定額制

CDNサービスの定額プランを提示している業者は少ないですが、ゼロというわけではありません。

ここでは「定額」を提示しているCDN業者を紹介します。

CDNサービス業者 月コスト  
liteCDN 7,500円 ・50TBを超えた場合、5 円(GB)の従量課金
REDBOX 65,800円 ・httpsに対応している「エッジM」プラン
・オプションによりコスト増加の可能性がある
i2ts(イーツ) 390,000円 ・2TBを超えた場合、130円(GB)の従量課金
・従量課金の上限は780,000円
NTT Com Cloudn CDN 1,500円 ・200GBを超えた場合、12円(GB)の従量従量課金
cloud flare $200+$5 ・小規模事業者向けの「Business」プラン
・上記にCDN利用料として$5プラスされる
・$1=110円の場合、22,550円

各社定額制となっていますが、完全定額制というわけでなく、定額従量制、段階変動従量制、二段階定額という形になっていますね。

支払額(コスト)のみを考慮して、定額制を展開するCDN業者にランクをつけてみました。

CDNサービス業者 ~700GB ~53TB ~61.7TB
liteCDN 2 1 3
REDBOX 4 3 2
i2ts(イーツ) 5 5 5
NTT Com Cloudn CDN 1 4 4
cloud flare 3 2 1

※ Cloudflareは$1=110円で算出

REDBOXとcloud flareは、初期の料金設定が高めですが従量課金はありません。

なので、動画・音楽・漫画の配信サイトであればREDBOXとcloud flareを、それ以外のニュースサイトやゲームアプリなどのそれほど多くの転送量でない場合は段階変動従量制のliteCDNとcloud flareを選ぶとコストを抑えることができるかもしれません。

とはいえ、これは「オプションはなし」、「コスト重視にしたら」を前提にしたお話です。

CDNサービスは安さだけで決めていいの?

CDNの選び方 品質or低価格

CDN業者の選定で、コスト(価格)を考慮するのは当然のことです。

ただ、コストだけを優先してもよいのでしょうか?

優先順位は異なると思いますが、CDN業者の選定基準のポイントを挙げると以下のようになります。

また、なかには、一部の機能はオプション料金となることがあるので、料金設定と兼ね合わせて情報収集したほうがよいでしょう。

また弊社がおすすめするCDN業者の選定ポイントは以下の3点。

・「HTTP/2」に対応している

今後、SSL化しているサイトが“当たり前”になってくることが予想されるので、「HTTP/2」に対応していることは必須だと考えています。

・国内にキャッシュサーバーが設置されている

ユーザーからキャッシュサーバーの距離が短いほどサイト表示が早くなるので、国内にキャッシュサーバーがあることは重要ポイントだと言えるでしょう。

・安定したサイト表示ができる

いちばん重要なのは、やはり安定したサイト表示ができることです。

経路の確保はもちろんのこと、DDoS攻撃などの悪意のある攻撃者にもしっかり対応し、安定したサービスを提供していることもチェックしておきたいですね。

気になるCDN業者が見つかったら、ぜひ「CDN業者 + 障害情報」で検索してみましょう。

過去にどのような障害が起こり、どのように対応されているか紹介されているはずです。

「ほぼ定額」?!liteCDNの料金体系

Webサイトの安定運用を保証!liteCDN

liteCDNの「ほぼ定額」とはどういうことなのでしょうか?

liteCDNは「段階変動従量制」を採用しており、同じ料金体系の業者に比べて従量課金開始が「50TB」という、かなりの転送量を低価格で利用できるのが特徴です。

POINT!

50TBの配信で月額 7,500 円

50TB以上の配信で1GBごとに 5 円の従量課金

しかし、「50TBのデータ転送量がどれぐらいかわからない…」という方もいるかもしれません。

サイト1ページの目安は「1MB~3MB」だと言われています。

1カ月(30日)で50TBなので、1日だと約1.6TBの転送量まで無料。

1ページ3MBと想定した場合、1日に約53万PVのアクセス流入があっても、CDNサービスの使用料金はたったの7,500円なのです!

ウェブサイト以外の利用用途ではどうなの?

CDNのデータ転送量

ウェブサイトでのデータ転送量の目安はお伝えしましたが、ゲームアプリなどの場合、データの転送量はどうなるのでしょうか?

弊社の実例を一部ご紹介します。

ゲームアプリ

ゲームアプリは最初にアプリをダウンロードすれば、その後はアップデート(プログラムの差分)やゲームデータのみをデータとして転送する形です。

利用者増加となった月でも40TBほどのデータ転送量でした。

LINE広告

月間8,400万人のユーザーへ配信されるLINE広告ですが、1回の配信でのデータ転送量は1TBでした。

毎日出稿しても50TBを超える心配はありません。

漫画アプリ

出典:

若年層でスマートフォンからマンガを読む習慣が定着

視聴行動分析サービスを提供する「ニールセン デジタル株式会社」

 

2017年3月に「ニールセン デジタル株式会社」が発表した後も、漫画アプリの利用者は年々増加しています。

そんな漫画アプリのデータ転送量は、ひと月50~100TBでした。

無料キャンペーンや人気マンガの配信スタートなどによりデータ転送量は大きく変わるため、自分の運営サイト(アプリ)のデータ転送量の目安を知りたいという場合は弊社にご相談ください!

また「CDNをまずは試したい」ということであれば、30日間の無料トライアルができる「liteCDN」をぜひご利用ください。

注意!

「ストリーミング配信するなら完全定額制のほうがお得じゃないか?」と思われるかもしれませんが、ストリーミング配信はオプションとなっており、その料金も不明瞭としているCDN業者が多いです。

CDNサービスの契約後に「ストリーミング配信は有料だった!」とならないよう、契約前にきちんと確認しましょう。

まとめ

liteCDNの品質

弊社は、「サイトを安定して運用できる環境を低価格で」提供できるよう、liteCDNサービスを開始しました。

またエンドユーザーには、高速表示することでサイト(動画)閲覧によるストレスを軽減してもらいたいと考えています。

「Akamai」や「CloudFront CDN」のような大手CDN業者にはない、“かゆいところに手が届く”サービスを提供したい!

そう考え、今もサービスをご利用いただいている皆様からのご意見に沿えるよう、日々精進しています!

 

liteCDNは、国内に複数拠点にサーバーを設置することで、オリジンサーバーの負担を軽減し、かつユーザーのリクエストに対してスムーズにコンテンツ配信ができるようになるサービスです。

 

オリジンサーバー?

キャッシュサーバー?

ドメイン設定?

 

CDNには興味があるけれど、「CDNってなんだか難しそう…」と導入に踏み出せない人もいるかもしれません。

 

たしかに難易度の高い設定が必要になるCDNサービスもありますが、liteCDNの設定はとても簡単!

 

ここでは、liteCDNの申し込みから導入までの手順について紹介しています。

 

liteCDNのサービスを申し込む

 

liteCDNのサービスを以下のページから申し込みができます。

 

liteCDN導入(申込画面) 

liteCDNはサービス内容をしっかり確認いただけるよう、30日間のトライアル期間を設けているので、「まずは無料で試したい」とお考えであれば、種別を「無料トライアル」に変更してください。

 

お名前・メールアドレス・電話番号・会社団体名は必須ですが、質問がなければ[お問い合わせ内容]は不要です。

 

申し込み後、liteCDNからメールにて、liteCDN管理画面のログインに必要なアカウントを発行して通知いたします。

 

個人でliteCDNの導入をご検討されている場合は、お手数をおかけしますが「お問い合わせ」からのご連絡をお願いいたします。

 

liteCDNの導入

 

liteCDNの導入は、ログインして設定画面からオリジンサイトを登録するだけです!

 

liteCDN管理画面にログインする

 liteCDN導入(管理画面ログイン) 

liteCDNのログイン情報が発行されたら、いよいよliteCDN管理画面にログインしてCDNの設定をしていきます。

 

 

liteCDN管理画面の推奨環境は以下となっております。

 

■OS

Windows10以上/MacOSX以上/Android/iOS

 

■ブラウザ(いずれも最新版)

Chrome/FireFox /Safari

 

オリジンサイトを登録する

 liteCDN導入(オリジンサイト設定) 

左メニューの[オリジンサイト]>[設定]で、オリジンサイト設定画面を表示します。

 

分散させたいサイトのドメインを[オリジンのドメイン]へ、負荷分散用のサブドメインを[負荷分散用のサブドメイン]へ設定します。

 

【設定例】

あなたのサイトURL http://7artisan.com/
オリジンのドメイン 7artisan.com
負荷分散用のサブドメイン 7artisan

 

キャッシュクリア設定では、キャッシュさせる間隔を[1時間・3時間・6時間・12時間・24時間]の中から選びます。

 

最後に[アクティブ]に変更して[保存する]を実行すれば、liteCDNの導入が完了です。

 

「〇〇を配信したときだけCDNサービスを利用したい」などCDNサービスを稼働したくない場合は、アクティブの設定を[ノンアクティブ]にしてください。

 

正しく追加された場合は、管理画面(ダッシュボード)のオリジンサイト一覧に表示されます。

 

このように、liteCDNはコンピューターにあまり詳しくない人でも簡単にCDNを導入できるようになっています。

 

注意

[ノンアクティブ]に設定されている場合でも、従量制課金の対象となります。

 

liteCDNの設定

 

「liteCDNの導入」でオリジンサイトの設定について簡単に紹介しましたが、liteCDNには基本設定以外に上級者向けの詳細設定やアラート設定を用意しています。

 

ダッシュボード

 liteCDN導入(ダッシュボード) 

現在登録されている、オリジンサイトの設定と配信量の一覧が表示されます。

 

一覧表示されているオリジンサイトについて、以下の設定・確認を行うことができます。

 

編集 オリジンサイトの設定画面を表示します。
配信量 配信量データの確認画面を表示します。 
月間配信量ダウンロード ダッシュボードの右上に表示されている月の1日ごとの配信量データ(bytes)をCSV形式でダウンロードします。 
※配信量が0の場合も、配信量0でダウンロードされます。

 

オリジンサイト>一覧

 

登録しているサイトの、キャッシュクリア間隔・CDNの有効設定(アクティブ)・上級者設定の有無について一覧で確認できます。

 

一覧表示されているオリジンサイトについて、以下の設定・確認を行うことができます。

 
liteCDN導入(オリジンサイト一覧) 

配信量データの確認画面を表示します。

 

配信量 配信量データの確認画面を表示します。
編集 オリジンサイトの設定画面を表示します。
削除 登録しているオリジンサイトの削除を行います。
※確認画面が表示されるので、削除してよい場合は「OK」を選択してください。

 

オリジンサイト>設定

 
liteCDN導入(オリジンサイト上級者設定)
 

オリジンサイトの登録、編集を行います。

 

基本的な設定方法は「オリジンサイトを登録する」で紹介しているので、ここでは[上級者設定]について紹介します。

 

上級者設定は、[アクティブ]設定の右下にある[上級者設定]をクリックすると、設定画面が開きます。

 

liteCDN導入(オリジンサイト上級者設定) 

上級者設定[セキュア配信]

会員にのみコンテンツを配信する(有料ニュースサイトや有料動画サイトなど)サイトを運営する場合に、設定が必要です。

 

[有効]を選択すると、[セキュアキー]が発行されます。

 

※実装については、[セキュアキー]の下部にある「※実装コードのサンプルは、こちら」をご覧ください。

 

上級者設定[UserAgent制限]

UserAgent(ユーザーエージョント)とは、サイトを見ているOS情報やブラウザ情報のことをいいます。

 

負荷分散サーバー(キャッシュサーバー)からのコンテンツ配信を、特定のUserAgentからのみ許可させたい場合に設定が必要です。

 

設定する文字列は、配信を許可したいUserAgentに含まれる文字列です。

 

上級者設定[CNAME]

通常設定だと「7artisan.com」ではなく、「7artisan.litecdn.net」で配信されます。

 

これを「cdn.7artisan.com」のように自ドメインからの配信であるように見せたい場合は、CNAMEの設定が必要です。

 

またCNAMEについてはliteCDNの設定だけではなく、自身が契約されているネームサーバーで「cdn.7artisan.com」が「7artisan.litecdn.net」にCNAME設定されている必要があります。

 

【CNAME設定の参考サイト】

・ムームードメインのネームサーバー(DNS)設定はコチラ

・お名前.comのネームサーバー(DNS)設定はコチラ

・XSERVERのネームサーバー(DNS)設定はコチラ

 

アラート>一覧

 
liteCDN導入(アラート一覧) 

設定している、アラート一覧が表示されます。

 

一覧では、データ配信が何GBを超えたら、どこにメールされるのかを確認できます。

 

※[アクティブ]がOFFのアラートは配信されません。

 

編集 アラート設定画面を表示します。
削除 登録しているアラートの削除を行います。
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liteCDN導入(アラート設定)
 

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【設定例】

10TBを超えた場合に、[alert@7artisan.com]へメールをする場合

アラート配信量(GB) 10000
アラートメールアドレス alert@7artisan.com

一時的にアラームを停止したい場合は、アクティブの設定を[ノンアクティブ]にしてください。

 

サポート

 

サポートでは、「liteCDN管理画面マニュアル」をダウンロードできます。

 

技術的なサポートが必要な場合は、メールでお伺いしますので下記までご連絡ください。

 

info@litecdn.net

 

liteCDNの初期費用や利用料金はどれぐらい?

 

最後に、liteCDNの料金についても簡単に説明させてください。

 

複雑な料金体系が多いCDNサービスの中でも、liteCDNの利用料はとてもシンプル。

 

・初期費用は0円

・月額料金は7,500円

・転送量が50TBを超える場合のみ、1GBごとに5円の従量課金

 

またliteCDNは、CDNサービスの中でも低価格な利用料での提供になっておりますので、ぜひご検討ください。

 

 

「liteCDNは本当に安いのか」について知りたい場合は、以下のコンテンツがおすすめです。

 

サイト運営などをしていると、「HTTP/1.1」や「HTTP/2」という言葉を耳にすると思います。

 

実はこの「HTTP/1.1」や「HTTP/2」には大きく違う点があり、それを知らずにCDNサービスを契約したものの、「HTTP/1.1」しか対応していなかったということになれば損してしまうことになるかもしれません!

 

liteCDNも「HTTP/2」に対応することになったので、この機会にみなさんに「HTTP」についてお話させていただければと思います。

 

「HTTP」って何なの?

 
HTTPとは 

私たちが普段使用しているパソコンは、ハード面ではWindowsやMacなど、ソフト面ではWindowsやLinuxなどのさまざまな環境があります。

 

HTTPとは、環境が違っても私たちのリクエストがウェブサーバーに届き、ウェブサーバーからウェブブラウザにサイトデータがきちんと送信されるように決められた共通ルールだと考えてください。

 

また、この共通ルールのことを『プロトコル』といいます。

 

補足:
HTTPとは、「HyperText Transfer Protocol」の略称です。

 

「HTTP/1.1」と「HTTP/2」の違いは?

 

「HTTP/1.1」と「HTTP/2」の違いを以下で紹介していきます。

 

バイナリプロトコル

 
HTTP1とHTTP2の違い 

「HTTP/1.1」では、テキスト形式で送リクエストされていたため、ウェブサーバーが理解できるバイナリ形式へ、分解・解析(Parse)する必要がありました。

 

しかし「HTTP/2」では、バイナリ形式でリクエストが送られるため分解・解析(Parse)する必要がありません

 

ストリームが多重化

 
HTTP2 ストリーム多重化 

「HTTP/1.1」では、この1つ1つをリクエストして受け取ってから、次の情報をリクエストしなければなりませんでした。

 

しかし「HTTP/2」では、複数の情報を同時にリクエスト、受け取ることが可能です。

 

これはストリームという、クライアントとサーバー間を結ぶ、双方向の仮想通信路によって実現しました。

 

優先度の制御

 
HTTP2 優先順位の制御 

「HTTP/2」では、ストリームによって複数の処理を同時にできるようになりましたが、「HTTP/2」のすごいところは、そのストリームの優先度を制御できるところです。

 

これにより、コンテンツの表示(見た目)を優先したいなどが、リクエストによって可能になったのです。

 

※優先度を制御することを、Priority(プライオリティ)といい、クライアントがその情報をサーバーに送ります。

 

ヘッダの圧縮

 

コンテンツの表示は、ファイルのリクエスト・レスポンスを行うたびにHTTPヘッダの送信を行いますが、実はこのHTTPヘッダは大部分が同じ内容だったりします。

 

それを改善したのが、「HTTP/2」に実装された[HPACK(ヘッダの圧縮式)]です。

 

これにより、同じ内容のヘッダ情報の中から必要なヘッダの差分(異なる部分)のみを取り出して送信することができるようになりました。

 

「HTTP/1.1」はもう古い?「HTTP/1.1」の欠点と「HTTP/2」の必要性

 
HTTP1は表示が遅い 

前述で「HTTP/1.1」と「HTTP/2」の違いを紹介してきましたが、それによって「HTTP/1.1」の欠点が見えてきました。

 

・ファイル形式の違いによる「解析」という余分な処理が必要

・送受信できるファイルは1つのみ

・重複した情報が何度も送信される

 

上記の欠点はすべて、コンテンツ表示の遅延につながるでしょう。

 

サイト運営者側からすれば、コンテンツ表示の遅延はコンテンツ利用者の満足度の低下、離脱率の低下につながってしまいます。

 

しかし、その「HTTP/1.1」の欠点を改善できる「HTTP/2」を導入することで、サイトの価値を高めることができるかもしれません。

 

補足:
Googleの検索順位には、コンテンツ訪問者の離脱率(滞在時間)も関係するといわれています。

 

CDNサーバーが「HTTP/1.1」だと、どうなる?

 
CDNのキャッシュサーバーがHTTPのときのリスクとは 

「HTTP/2」で通信を行うには、クライアント(ブラウザ側)とウェブサーバー側が「HTTP/2」に対応していなければなりません

 

「HTTP/2」に対応していなくても、「HTTP/1.1」での通信になるのでサイトが見られないということはありませんが、サイト表示の遅延につながる可能性があります。

 

サイト表示の遅延は、流入数や離脱率、CV(コンバージョン)の獲得に影響するのでマーケティング担当者としては見逃すことはできないでしょう。

 

※CVとは、サイトを介した「購入」、「申込」、「資料請求」、「問い合わせ」などをいいます。

 

「HTTP/2」に対応しているCDNサービス

 

現在は、多くのCDNサービスが「HTTP/2」対応となっており、弊社liteCDNも「HTTP/2」に対応済みです。

 

liteCDN以外の「HTTP/2」に対応しているCDNサービスは以下です。

 

Akamai

Azure CDN

Amazon CloudFront CDN

Cloudflare

テコラス CDNサービス

Fastly CDN

Google Cloud CDN

belugaCDN

IDCF Cloud CDN

さくらウェブアクセラレータ

レッドボックス

Alibaba

CDNetwork

 

「HTTP/2」に対応しているブラウザ

 

CDNサーバーが「HTTP/2」に対応していても、ブラウザのほうが対応していなければ「HTTP/1.1」での通信となります。

 

「HTTP/2」に対応しているブラウザは以下です。

 

・IE 11以上

・Microsoft Edge 12以上

・Google Chrome 43以上

・Mozilla Firefox 38以上

・Opera 32以上

・Safari 9以上

 

「HTTP/1.1」と「HTTP/2」の速度比較

 
HTTP1とHTTP2の速度測定結果

速度測定サイト:https://http2.redbox.ne.jp/?cid=blogredbox

 

いくら本文で「HTTP/2は早いんだよ!」と伝えても、「本当かよ?」と思われるかもしれません。

 

上記はCDNサービスを展開しているREDBOXの「HTTP/1.1」と「HTTP/2」の速度比較が行えるコンテンツです。

 

速度比較した結果は一目瞭然!「HTTP/2」のほうが早いのを確認できますね。

 

「HTTP/2」を選ぶべきサイトは?

 
HTTP1とHTTP2、どっちがよい? 

これまでに、「HTTP/2」に変更したらサイト表示が早くなると紹介してきましたが、実はすべてのサイトがそうだとは限りません。

 

例えばテキストを中心とした静的サイトの場合は、リクエストするファイルが少ないため「HTTP/2」の恩恵はほとんどないでしょう。

 

それどころか「HTTP/2」のほうが、サイトの表示速度が遅くなってしまう可能性があるのです。

 

というのも、「HTTP/2」は秘匿性の確保するためにTLSによる暗号化されており、復号化や証明書の確認が必要になるからです。

 

では、どういったウェブサイトが「HTTP/2」の導入を検討すべきなのか?

 

それはズバリ、スタイルシート(CSS)、動的ファイル(JavaScriptやPHP)、画像ファイルなどたくさんのファイルで構成されているサイトです!

 

最近は企業の公式サイトやECサイトは凝ったデザインや、動画や画像をたくさん使ったサイトが増えています。

 

また個人が運営しているサイトでもWordPressなどのCMSを利用すれば、誰でも簡単にデザイン性のあるサイトを作ることができます。

 

このことから、「HTTP/2」を導入したほうがよいサイトが増えていると考えられます。

 

「HTTP」の歴史と「HTTP/2」のデメリット

 
HTTPは進化を続けている 

「HTTP」は、TCP/IP上で動作し、コンテンツに必要な情報を取得できるプロトコルということで使用されはじめました。

 

1991年に「HTTP/0.9」が誕生してから、1996年に「HTTP/1.0」、1997年に「HTTP/1.1」とバージョンアップを繰り返しています。

 

その後、サイト表示の高速化や安全性向上を改善するためにGoogleが中心となって開発したSPDYというプロトコルをベースに、「HTTP/2」が生まれました。

 

「HTTP/1.1」の問題点を改善した「HTTP/2」ですが、TLSによる暗号化が行われた環境でしか使えないことがデメリットとして挙げられます。

 

つまり「HTTP/2」を使うにはウェブサーバーがSSL化されている必要があるということ…。

 

実はこのデメリット、CDNサービスを利用するにあたり見逃せないポイントになります。

 

なぜなら、CDNサービスの提供業者によっては、SSL化するのはオプション料金(別料金)となっていることがあるからです。

 

ちなみに、liteCDNは「HTTP/2」は対応済み、SSLについても標準装備されているので安心です。

 

もし「HTTP/2」が導入されているCDNサービスをお探しなら、liteCDNは30日の無料トライアルを用意していますのでご利用ください。

 

 

みなさんはGMOデジロック株式会社の『SiteLock CDN』というサービスをご存じでしょうか?

 

SiteLock CDNとは、2018年7月10日にサービスが開始された、月定額(5,000円)のCDNサービスです。

 

“CDNが毎月5,000円の完全定額で利用できる”、これはインターネット付随サービス業を展開している私たちも驚愕しました。

 

しかしSiteLock CDNは、1年にも満たない2019年6月30日にサービスが終了―・・・。

 

このページでは、SiteLock CDNのサービス内容や終了してしまった背景に触れ、代替するならどのサービス(業者)がよいのかについて、プロの視点で迫りたいと思います。

 

SiteLock CDNはどんなサービスだったのか?

 

SiteLock CDNはどんなサービスだったのか?

 

ほかのCDN業者がSiteLock CDNに代替となれるかを知るために、まずはSiteLock CDNのサービス内容についてみてみましょう。

 

SiteLock CDNのサービス内容

 

SiteLock CDNのサービス内容

 

SiteLock CDNは、データの転送量、アクセス数、帯域などに左右されることのない完全定額制のサービスでした。

 

つまり動画配信サービスを運営している場合でも、SiteLock CDNなら月額5,000円のみでCDNサービスを受けることができたのです。

 

これは「価格破壊」と言ってもおかしくないぐらいの、低価格設定!

 

「どれくらい安かったのか」やサービスの詳細については、このページ下部にある「SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?」で紹介しています。

 

SiteLock CDNのサービス終了についての考察

 

SiteLock CDNのサービス終了についての考察

 

SiteLock CDNが1年も満たずサービス終了してしまったのは、キャッシュサーバーへのアクセス数やデータの転送量が予想を上回ったことが要因だと考えています。

 

CDNのサービス提供業者は、どれだけのアクセスがあっても安定してデータを転送できるようにキャッシュサーバーなどのインフラを整えなければなりません。

 

アクセス数が多いほど、1ページ(データ)の容量が大きいほど、データの転送量が増えてキャッシュサーバーの負担が大きくなるので、強化や増設が必要になります。

 

もちろんキャッシュサーバーだけではなく、高速回線の確保なども必要です。

 

またインフラ環境を整えたら終わりというわけではなく、保守・運用を行う必要がありますし、契約者へのサポートも行わなければなりません。

 

このように、CDNサービス業者はインフラ維持費用や人件費など、かなりの支出が発生するのです。

 

その支出をカバーして収益に転じるには、契約者からのCDNサービス利用料として回収することが必須!

 

そこで多くのCDN業者が、データの転送量による従量制課金制を導入しています。

 

もちろんSiteLock CDNのように定額制を導入しているCDNサービス業者もありますが、データ転送量や回線速度に制限がありますし、SiteLock CDNのように転送速度無制限で5,000円の完全定額という内容ではありません。

 

このようにSiteLock CDNが終了したのは、月額5,000円という安さで多くの契約者を取得したものの、予想していたよりもキャッシュサーバーへの負担が大きく、サービスの維持が難しくなったと考えることができるでしょう。

 

 

SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?

 

SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?

 

ここでは、サービスが終了したSiteLock CDNに代わるサービスがあるかについて考えてみます。

 

CDNのサービスの比較表

 

まずは、CDN業者のサービスについて比較してみましょう。

 

CDN業者のサービス比較表

2020年4月14日 当社調べ

 

キャッシュサーバーの拠点数には差がありますが、サービスそのものはそんなに大差はありませんでした。

 

ただ対応プロトコルや操作性(CDNの管理画面等)については業者間で異なるので、自身のサイトで導入できるかを確認する必要があります。

 

またCDNにあまり詳しくないと管理画面で設定できない&サポートは英語のみというCDNサービスもあるので、注意しましょう。

 

CDNサービスの価格比較表

 

では次に、価格について比較してみましょう。

 

CDNサービスの価格比較表

 

2020年4月14日 当社調べ

※1USD=108.91円として換算

※1GB=1,000MB

※データ転送量のみを考慮し、オプションやHTTPSリクエスト数は考慮していません。

 

上記の表は、1ページのデータ転送量を5MBとした場合の、PV数から想定できる利用料金です。

 

表にしてみると、ほとんどの業者がSiteLock CDNよりもコスト高になるのがわかります。

 

liteCDNはSiteLock CDNの代替サービスになるか?

 

liteCDNはSiteLock CDNの代替業者になるか?

 

まことに恐縮ですが、ここでは自社サービスである『liteCDN』と『SiteLock CDN』を比較させていただきたいと思います。

 

【liteCDNとSiteLock CDNの比較表】

liteCDN SiteLock CDN
初期費用 無料 無料
月額料金 7,500円(税抜) 5,000円(税抜)
超過料金 50TBを超えたら
1GB毎5円
0円
静的サービス
動的サービス ※対応検討中
対応プロトコル HTTP/HTTPS
※HTTP/2対応検討中
HTTP/HTTPS/HTTP/2
キャッシュサーバー 国内2カ所(池袋、京都) 世界30カ所
サポート メール・チャット 電話・メール・チャット

 

こちらの比較表を確認いただければわかる通り、liteCDNのサービス内容がSiteLock CDNに劣っていることはありません!

 

劣っているとすればSiteLock CDNのように完全月額5,000円という格安価格ではないということです。

 

しかしそれも、安定したサービスを提供できるなかで、可能なかぎりの低価格設定にできたと自負しております。

 

では、liteCDNの超過料金がかからない50TBは、どれぐらいのデータ転送量なのかを見てみましょう。

 

WordPressのサイト(1ぺージ2MB) 約2,621万PV(※)
動画(HD画質・720pを1時間) 約50,000本

※参考:アメーバーブログのNo1人気ブログの月間PVは、約1,200万

 

 

これだけのデータ転送量を安定した環境の中で、月額たった7,500円で使えるのはliteCDNの魅力のひとつです。

 

また、この記事を執筆している2020年4月末もliteCDNはサービスの向上に向けた取り組みを日々行っております。

 

お客様の要望にも柔軟に対応しており、「こんな機能があればうれしいんだけど…」といったご相談をお受けしたときには、できる限りお応えします

 

今までの機能追加に対応した実績は、「軽め」のもので1~2週間、「重め」でも1~2カ月です。

 

このような柔軟な対応ができるのも、liteCDNの魅力だと受け取ってもらえれば幸いです。

 

またliteCDNは、たっぷりサービスを試せるように30日間の無料トライアルを設けています。

 

もちろんliteCDNの導入を見送った場合は、しつこい勧誘もありませんのでご安心ください。

 

  • ・できるだけコストを抑えてサイトを安定運用したい
  • ・いまのCDNサービスに不満がある
  • ・とりあえずCDNの効果を検証してみたい
  • ・CDNをはじめて導入するんだけど…
  • ・SiteLock CDNが終了してから、CDNを導入できていない
  • ・メインで利用しているCDNはあるもののサブのCDNも備えておきたい

 

まずは30日間無料トライアルから、liteCDNを試してみませんか?

 

導入後だけではなく、30日間の無料トライアル期間も安心してサービス利用をしていただけるよう、万全のサポート体制も整えてお待ちしております。

 

 

まとめ

 

まとめ

 

急なサービスの終了は、どれだけの負担をお客様に強いてしまうのか…。

 

そう考えるとSiteLock CDNの二の舞にならないことを第一に、安定かつコストを抑えるCDNサービスを展開していきたいという考えでliteCDNは生まれました。

 

まだまだ知名度の低いliteCDNですが、これからも多くのサイト運営をしている皆さまに納得いただけるサービス運営を行っていきます!

 
 

スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、貴重なコンテンツの不正ダウンロードや違法コピー、盗聴などのケースが増えてきています

 

CDNを導入すると、コンテンツを配信するサーバの数が増加する分、このようなケース発生の可能性は増加することが考えられます。

 

しかし、liteCDNでは、このような違法ダウンロードに対して有効な対策を施しています

 

その対策こそが「セキュア配信」です。

 

管理者画面から発行されるセキュアキーと有効期限を設定することで、セキュリティトークン を発行できます。

 

この セキュリティトークン は、有効期限の設定された使い捨てパスワードのようなもので、セキュリティトークンを持つ会員のみにコンテンツをダウンロードさせ、その他にはダウンロードさせないといった振り分けが可能となります。