Webサイトの
安定運用を保証!

liteCDNは国内主要ネットワーク上に配置された複数のサーバーに配信元のウェブサーバーから取得したデータのキャッシュを作成し、突発的なアクセス増加時には複数のサーバーでアクセスを負荷分散することにより、サーバーダウンや表示速度の低下を回避し、安定したコンテンツの配信を保証します。

みなさんはGMOデジロック株式会社の『SiteLock CDN』というサービスをご存じでしょうか?

SiteLock CDNとは、2018年7月10日にサービスが開始された、月定額(5,000円)のCDNサービスです。

“CDNが毎月5,000円の完全定額で利用できる”、これはインターネット付随サービス業を展開している私たちも驚愕しました。

しかしSiteLock CDNは、1年にも満たない2019年6月30日にサービスが終了―…。

このページでは、SiteLock CDNのサービス内容や終了してしまった背景に触れ、代替するならどのサービス(業者)がよいのかについて、プロの視点で迫りたいと思います。

SiteLock CDNはどんなサービスだったのか?

SiteLock CDNはどんなサービスだったのか?

ほかのCDN業者がSiteLock CDNに代替となれるかを知るために、まずはSiteLock CDNのサービス内容についてみてみましょう。

SiteLock CDNのサービス内容
SiteLock CDNのサービス内容

SiteLock CDNは、データの転送量、アクセス数、帯域などに左右されることのない完全定額制のサービスでした。

つまり動画配信サービスを運営している場合でも、SiteLock CDNなら月額5,000円のみでCDNサービスを受けることができたのです。

これは「価格破壊」と言ってもおかしくないぐらいの、低価格設定!

「どれくらい安かったのか」やサービスの詳細については、このページ下部にある「SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?」で紹介しています。

SiteLock CDNのサービス終了についての考察
SiteLock CDNのサービス終了についての考察

SiteLock CDNが1年も満たずサービス終了してしまったのは、キャッシュサーバーへのアクセス数やデータの転送量が予想を上回ったことが要因だと考えています。

CDNのサービス提供業者は、どれだけのアクセスがあっても安定してデータを転送できるようにキャッシュサーバーなどのインフラを整えなければなりません。

アクセス数が多いほど、1ページ(データ)の容量が大きいほど、データの転送量が増えてキャッシュサーバーの負担が大きくなるので、強化や増設が必要になります。

もちろんキャッシュサーバーだけではなく、高速回線の確保なども必要です。

またインフラ環境を整えたら終わりというわけではなく、保守・運用を行う必要がありますし、契約者へのサポートも行わなければなりません。

このように、CDNサービス業者はインフラ維持費用や人件費など、かなりの支出が発生するのです。

その支出をカバーして収益に転じるには、契約者からのCDNサービス利用料として回収することが必須!

そこで多くのCDN業者が、データの転送量による従量制課金制を導入しています。

もちろんSiteLock CDNのように定額制を導入しているCDNサービス業者もありますが、データ転送量や回線速度に制限がありますし、SiteLock CDNのように転送速度無制限で5,000円の完全定額という内容ではありません。

このようにSiteLock CDNが終了したのは、月額5,000円という安さで多くの契約者を取得したものの、予想していたよりもキャッシュサーバーへの負担が大きく、サービスの維持が難しくなったと考えることができるでしょう。

SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?
SiteLock CDNに代わる業者はあるのか?

ここでは、サービスが終了したSiteLock CDNに代わるサービスがあるかについて考えてみます。

CDNのサービスの比較表

まずは、CDN業者のサービスについて比較してみましょう。

CDN業者のサービス比較表

2020年4月14日 当社調べ

キャッシュサーバーの拠点数には差がありますが、サービスそのものはそんなに大差はありませんでした。

ただ対応プロトコルや操作性(CDNの管理画面等)については業者間で異なるので、自身のサイトで導入できるかを確認する必要があります。

またCDNにあまり詳しくないと管理画面で設定できない&サポートは英語のみというCDNサービスもあるので、注意しましょう。

CDNサービスの価格比較表

では次に、価格について比較してみましょう。

CDNサービスの価格比較表

2020年4月14日 当社調べ

※1USD=108.91円として換算
※1GB=1,000MB
※データ転送量のみを考慮し、オプションやHTTPSリクエスト数は考慮していません。

上記の表は、1ページのデータ転送量を5MBとした場合の、PV数から想定できる利用料金です。

表にしてみると、ほとんどの業者がSiteLock CDNよりもコスト高になるのがわかります。

liteCDNはSiteLock CDNの代替サービスになるか?

liteCDNはSiteLock CDNの代替業者になるか?

まことに恐縮ですが、ここでは自社サービスである『liteCDN』と『SiteLock CDN』を比較させていただきたいと思います。

【liteCDNとSiteLock CDNの比較表】

liteCDN SiteLock CDN
初期費用 無料 無料
月額料金
※1FQDN
7,500円(税抜) 5,000円(税抜)
超過料金 50TBを超えたら
1GB毎5円
0円
静的サービス
動的サービス
対応プロトコル HTTP/HTTPS/HTTP/2

HTTP/HTTPS/HTTP/2
キャッシュサーバー 国内2カ所(池袋、京都) 世界30カ所
セキュリティ対策 キャッシュファイルに対してのウイルスチェック 公式サイトに記述なし
サポート メール・チャット 電話・メール・チャット

※月額料金は、1FQDNにつき月額料金および超過料金が発生します。

こちらの比較表を確認いただければわかる通り、liteCDNのサービス内容がSiteLock CDNに劣っていることはありません!

劣っているとすればSiteLock CDNのように完全月額5,000円という格安価格ではないということです。

しかしそれも、安定したサービスを提供できるなかで、可能なかぎりの低価格設定にできたと自負しております。

では、liteCDNの超過料金がかからない50TBは、どれぐらいのデータ転送量なのかを見てみましょう。

WordPressのサイト(1ぺージ2MB) 約2,621万PV(※)
動画(HD画質・720pを1時間) 約50,000本

※参考:アメーバーブログのNo1人気ブログの月間PVは、約1,200万

これだけのデータ転送量を安定した環境の中で、月額たった7,500円で使えるのはliteCDNの魅力のひとつです。

liteCDNをSiteLockCDNの代替業者としておすすめするポイント

セキュリティ機能が標準装備
liteCDNはセキュリティ機能(ウイルススキャン)が標準装備

liteCDNは価格だけではありません。無料でキャッシュされているファイルのウイルスチェックを行います!

liteCDNのウイルスチェックは、毎日AM3:00(深夜時間)に自動で行いますので、お客様に難しい設定をしていただく必要はありません

「1日1回でなく、24時間のリアルタイムスキャンを行いたい」という要望にもお応えし、月額2,500円のオプションもご用意しています。

現状に満足しない運営体制
liteCDNのサポート体制は万全!日々進化しています。

liteCDNは、目まぐるしく変化するWEBサービスを取り巻く環境に、柔軟に対応し、よりよいサービスを提供できるように努力しています。

現在は、悪意ある第三者からサイトを守るべく、rootkitやDDos対応の実装を予定しています。

またお客様の「こんな機能が欲しい」という要望があれば、できる限りお応えします!

このようなお客様の利益を守る運営体制こそ、liteCDNをおすすめできるポイントだと自信を持ってお伝えします。

しっかり試せる30日間無料トライアル
liteCDNは30日間無料トライアルをご用意!

CDN業者のトライアル期間に多いのは2週間(14日間)です。そんな中またliteCDNは、たっぷりサービスを試せるように30日間の無料トライアルをご用意しました。

というのも、liteCDNをしっかりとお試しいただき、納得して申し込みしてほしいと考えているからです。

もちろん、30日間の無料トライアル期間も契約後と変わらないサポート体制を整えていますので、要望などのリクエストもお待ちしております。

まとめ

まとめ

急なサービスの終了は、どれだけの負担をお客様に強いてしまうのか…。

そう考えるとSiteLock CDNの二の舞にならないことを第一に、安定かつコストを抑えるCDNサービスを展開していきたいという考えでliteCDNは生まれました。

まだまだ知名度の低いliteCDNですが、これからも多くのサイト運営をしている皆さまに納得いただけるサービス運営を行っていきます!

スマートフォン・タブレット端末の普及に伴い、貴重なコンテンツの不正ダウンロードや違法コピー、盗聴などのケースが増えてきています

 

CDNを導入すると、コンテンツを配信するサーバの数が増加する分、このようなケース発生の可能性は増加することが考えられます。

 

しかし、liteCDNでは、このような違法ダウンロードに対して有効な対策を施しています

 

その対策こそが「セキュア配信」です。

 

管理者画面から発行されるセキュアキーと有効期限を設定することで、セキュリティトークン を発行できます。

 

この セキュリティトークン は、有効期限の設定された使い捨てパスワードのようなもので、セキュリティトークンを持つ会員のみにコンテンツをダウンロードさせ、その他にはダウンロードさせないといった振り分けが可能となります。