CDNとは「Content Delivery Network」の略で、比較的容量の大きいコンテンツを、多くのユーザーに効率かつ高速に配信するためのネットワーク基盤のことです。
ユーザーに近いネットワークにあるコンテンツを配信するサーバ(エッジサーバー)に、配信するコンテンツのコピーを配置します。
次に、ユーザーがコンテンツにアクセスする際に、最も近いエッジサーバーに誘導します。
ユーザー側にとって、レスポンスが早い、すなわち、ダウンロードが速くなります。
コンテンツ提供側にとって、オリジナルファイルを配置しているサーバー(オリジンサーバー)へのアクセス集中やサーバー負荷低減といったことが期待されます。
使用用途としては、動画や音楽などの大容量ファイルの配信や、ソフトウェアやファームウェアのバージョンアップファイルの配信などがあります。